2000年1月1日土曜日

なぜ 絵を描くことが大切か?


どうすれば、子供は、上手に絵を描くことができるようになるか。

子供はもの心がつくと手を動かして、何かを描きたい衝動に駆られます。その頃からお母さんは大切な役割を持っています。親の感心が子供の才能を引き出すのです。

1〜3歳児  <関心と感受性の発達する時期>
*  まずとても良いことをしている、とほめましょう。
 (「上手」・・・「すごい」とか)
*  描いた絵に関心を持ちましょう。
 (「何かな?」飾ってあげて関心をしめす。)
*  子供の描いた目線で絵を見てあげましょう。
 (描いたものについて話すときは、子供本位で考えてあげる。
  例えば、何が描かれているかわからなくても話す言葉に
  納得する。)

3〜5歳児
*  描く行為が大切なので、子供の描く内容の結果にクレームは必要
   ありません。
 (「このように描けばいいんだ」・・・は良くありません。)
*  子供の目はまだまだ不完全です。
 (大人目線ではない。象の足は2本とか)
   そのまま、受け入れてあげましょう。
*  たくさんの色を使いましょう。
   絵の具も楽に描けるのが良いでしょう。
 (色鉛筆より水彩絵の具など)
*  形より色をいっぱい使って遊ぶことが望ましいです。
 (色を使うと個性がめばえる。気持ちが落ち着く。
  感受性が高まる。)

6〜10歳
*  自己主張が多くなる、と同時に個性も強く出てきます。
   描いていて足りない部分など自分で納得したら描き加える、など
   自己の気持ちを大切にしてあげて進めていきましょう。
*  ひとつの作品ができるに従い、幸福感  達成感を味わいながら
   集中力が養われてきます。また自己の主体性が強く培われます。
   自分の幸福な気持ちは、周りの人にも影響を及ぼします。
*  これだけで子供は描くことが好きになります。
   一番の早道は好きになること。
   そして適時のステップアップの指導です。

2009/7/30 アトリエ・グー